写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

横浜ランドマークタワーがリニューアルしたので夜景撮影。

こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。

梅雨で雨模様の日々が続きますね。昨日は1日快晴だったのでどこか撮影に行こうと思い、県内の横浜ランドマークタワー展望台スカイガーデンに行ってきました。

www.yokohama-landmark.jp

横浜ランドマークタワー スカイガーデン

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横浜ランドマークタワー 展望台「スカイガーデン」

2020年6月19日にリニューアルオープンされた横浜ランドマークタワーの展望台「スカイガーデン」
スカイガーデンは改装工事のため2020年2月17日(月)~4月24日(金)臨時休業となっており2020年4月下旬のオープンを予定してました。しかし新型コロナウイルスの影響で2020年6月19日にリニューアルオープンしたばかり。

リニューアルした点は空の図書館空中散歩マップカフェスペース拡張などで展望台での景色をより一層楽しめる空間となっていました。

私が訪れた時間は閉館間際だったので上記のリニューアル内容は確認出来ず…もう少し時間の余裕がある時に楽しみたいと思います。

展望スカイガーデンといえば窓ガラス越しの絶景が眺められるスポット。横浜らしいキラキラした町並みを一望する事が出来ます。

撮影も可能な施設でして、三脚の使用も許可されています。展望台にしては珍しいですよね。
大抵の高所施設では使用不可なところが多いのですけれども、InstagramTwitterなど絶景写真がかなりありますし、一般客による写真撮影が出来るという事はそちらの宣伝も兼ねているのかもしれませんね。

窓ガラス越しの写真撮影は映り込みを防ぐ必要がある

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展望台 映り込み防止にレフ板

展望台やホテルの高所から夜景を撮影する場合や、水族館で水槽越しに撮影をする場合、どうしても気になってしまうのがガラスの反射による窓の映り込みです。
高所の場合は外部からの清掃が難しいですし、内装や照明などが写真に映り込んでしまう場合が多々あります。水族館でも水槽を全て磨くというのは物凄く大変な作業ですので…

そういったガラスの反射による映り込みを防ぐ方法がいくつかあります。こういったガラス反射の映り込み防止には必須と言っても過言ではないくらい用意するべきアイテムです。

私の場合は忍者レフというレフ板を使用しています。

忍者レフとは

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忍者レフ

よしみカメラが発売しているレフ板です。よしみカメラは撮影補助製品を多く手掛けている事で有名でして、忍者レフという製品もこちらの会社から発売されています。

驚くべき事に国際宇宙ステーション「きぼう」でも使用されているという忍者レフ。

この忍者レフというレフ板は、黒面白面二通りの用途が出来るのも特徴です。
黒いレフ面を使用する際には上記のような展望台での映り込み防止はもちろん、電車やバス、飛行機などの公共交通機関では窓ガラスが設置してありますので、その映り込みの防止にも役立ちます。

白いレフ面は花やアクセサリーなどマクロ撮影はもちろん、ポートレートでは必須であるキャッチライトのレフ板としても使うことが出来ます。

忍者レフは製品として三種類ありますが、用途により異なりますが私は標準サイズの忍者レフ443を使用しています。直径サイズは50cmほどと広角レンズでも対応しているのが利点ですね。

よしみカメラ 忍者レフ YOSHIMI NINJA REF

よしみカメラ 忍者レフ YOSHIMI NINJA REF

  • メディア: エレクトロニクス

他にある忍者レフ 787忍者レフミニという製品がありますが、787は飛行機内での窓越しを前提とした長方形サイズなので局地的な場面の用途になります。
忍者レフミニは直径35cmと通常の忍者レフ443より15cmほど小さいので広角レンズの場合では映り込む可能性がありますので注意が必要です。

映り込み防止の対策有無

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2020年7月2日撮影 横浜ランドマークタワー展望台からの夜景

こちらの写真では映り込みを防止する為に忍者レフとmarumi Circular PLフィルターを使用しています。
映り込み防止をしているかしていないかでは写真に大きな影響を及ぼします。上空から何も遮蔽物がないような撮影をしていますが、しっかりと対策を行えばガラス越しでもこういった撮影が可能です。

実際昨日撮影した展望台での写真ですが、忍者レフを使用していない場合も撮影しましたのでご参考になれば幸いです。

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忍者レフなし C-PLフィルター使用

C-PLフィルターは光源調整が出来るのである程度は映り込みの遮断が出来ていますが完璧ではありません。C-PLフィルターも優秀なのですが、単体だけでは効果を発揮していませんね…

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忍者レフなし C-PLフィルターなし

ガラスへの映り込みが顕著に見えています。これはよくある失敗例ですね。

こういったガラス越しの撮影をする際は紙袋にレンズ穴を空けて映り込みを防いだり、上着をかぶせて映り込みを防ぐなど応急処置的な対応も可能ですが、長時間露光する場合ですと三脚に固定していたとしても、ちょっとした衝撃などで写真がブレてしまいがちです。

ロケーション選びも大切ですが、ひと工夫するだけで鮮明な写真に様変わり出来るような撮影補助器材もありますのでお勧めです。

しかし現地に着いて30分しか余裕がなかったので構図を決めたりするのに焦りました。久し振りの横浜の夜景は綺麗だったなあ。