こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。
今回はスマートフォンのカメラが何故これほど短期間で性能が飛躍的に向上しているのか考えてみようなのかなと思いまして。
もちろん一億総カメラマンと謂われる時代になったからなのですが、スマホは常に持ち歩くので、カメラ性能が良い方が記録として高画質な写真を撮りたいですものね。
やはりカメラといえばガッツリ撮りに行く機会でない場合は今の時代誰もが持っているスマホがお手軽だからですね。
その瞬間でしか撮れない写真をよく映せるまでの性能になってきていますし10年前からこれほどの進化を遂げるとは思いもしませんでした…
ガラケー時代のカメラ
1999年に京セラから出たVP-210という機種が初めてカメラの機能が搭載され当時は話題になりました。
その頃の画質は11万画素とあまり性能も良くありませんでした。
翌年2000年にはJ-PHONEのJ-SH04という世界初のカメラ付き携帯電話という認識がされていますが、普及し始めたのがこの機種と周知されているのは事実です。
J-PHONEとは現在でいうSoftBankのブランドになります。その前身はデジタルツーカーやらボーダーフォンやら。前身会社については…あまり取り上げなくても良いですかね。
そのカメラ機能付きの携帯電話が出た当初2000年頃、私は学生でしてカメラ付きケータイが出た!と歓喜したのをよく覚えています。
しかし着信メロディを耳コピした16和音の制作の方が楽しかった思い出があります。懐かしいですね。
普通の携帯電話からカメラが付いたり着メロの制作が出来たり色々な機能が続々と出てきましたが、やはり携帯電話で写真が撮れるという点が大きかったですね。
スマートフォンが普及した現在のカメラ
2020年の現在では当時の100倍近い画素数が当たり前になってきていますが、これらはCanonやNikonの二大カメラメーカーを脅かす程の驚異的な存在になりつつあります。
スマートフォンでの最大画素数は中国スマホメーカーのXiaomi「Mi Note 10」という機種です。
メインカメラは1億画素とフルサイズ一眼レフも驚きの性能。もう何がなんだかわからない桁違いさ。
イメージセンサーは1/1.33型と、一般的なスマートフォンのセンサーに比べると面積はやや大きいですが、このサイズで1億画素は凄いですね…
私達が普段からよく触れているiPhoneやGalaxyは1200万画素程度ですので、それらを軽く凌駕するスマートフォンで1億画素はとんでもないモンスターを産み出した感は強いです。 実際に私は実機を触ってませんが「スマホでそこまでするか!?」とは思ってます。
しかし20年で携帯電話のカメラ性能は画素数だけ見ても100倍、1000倍と日々目まぐるしい進化をしています。
あと数年もしたらコンパクトデジタルカメラは生きているのか少し不安になりますね。
スマートフォンの画素数選び
これは普段、記録として残せる最低限のラインを選ぶのが無難なのかなとは思います。
正直スマートフォンのセンサーでも900万画素くらいあればA4サイズなら難なくプリントアウト出来ますし、最近発売されているモデルは1200万画素辺りは無難なラインを占めているのが大多数ですね。
もうちょっと良く撮りたい、となるのであれば2000万画素くらいのスマホで十分でしょう。
元々イメージセンサーはフルサイズやAPS-Cのちゃんとしたカメラには敵いませんし、記録として残すとしたらスマホでいいや、という方も多いかと思います。
私も最近は最近のモデルのAndroidや新しいiPhoneに手を出したりしていますが、20年前のガラケーの頃を思い出すと時代が変わったなぁと常々感じます。
何故スマートフォンのカメラ性能が向上しているか
もちろん日々の写真を手元に残せる、という事に尽きますが普段から写真を高画質で撮れるという点があるからですね。
コンデジや小型ミラーレスでさえも猫などの被写体を見付けて取り出している間に逃げられてしまったりしますし、その点すぐにポケットからスマホを取り出してカメラに切り替えるというフットワークの軽さはどうにも勝てない要因であるのは確かです。
高画質カメラのスマートフォンが普及し始めてから「もっと良い写真が撮りたい」という方も増えてきていると思う昨今です。
実際に有名な撮影スポットに赴いた際など、やはりフルサイズやAPS-Cのカメラを用いている方をよく見掛けるようになりました。
これはこれで嬉しいですよね。スマートフォンのカメラ性能が良くなっているので写真の撮り方について話す事も最近では容易になってきました。
もちろん専門用語を発すると「なにそれ?」と言われてしまうのですが(笑)
最近発売されているスマートフォンでは、ISO値、絞り、シャッタースピードまで設定出来るモデルも出ていますし、フルサイズカメラまでの領域に踏み込んでくる時期はそう遠くないのかもしれません…
余談ですがYongnuoという中国メーカーがAndroidのスマートフォン「YN450」というのを発売しています。日本では発売されていません。
このスマートフォンの何が凄いかって、CanonのEFマウントレンズを装着出来るのです…去年発表された時は本当に驚きました。
いつかどこかがやりかねないと思っていた矢先の出来事だったので驚きを隠せませんでした。
興味はありますが使いたくはないかな…(笑)レンズ使うならフルサイズでいいですしね。
大は小を兼ねる(画素数)
結局はこれに尽きるのかなと思います。
普段使いでのスマートフォンもカメラでパッと撮影出来るという利点を活かすのであれば性能が良いに越したことはありません。
私自身はあまり気にしていた時期はありませんでしたが、買い替え迷走していたGoogle Pixel 3 XLやiPhone 8 plus、Xperia 1など使用してきてわかったのは結局自分の肌に合うかどうかという事でした。
常にコンデジを持ち歩いているので被写体次第でスマホかコンデジか選べるので、そういった二刀流使いでも私は満足しています。
最近ではiPhone SE 2020が発売されたので購入しましたが、シングルカメラの割にAF性能やコントラスト、ホワイトバランス、彩度などの絶妙なバランスが気に入っています。
iPhone SE 2020はiPhone 8と性能面では差がないとは言われていますが、iPhone 11 Proと同じカメラセンサーの為、適度な露出補正もしてくれたりとシングルカメラでも標準カメラで十分な範囲であれば不満はありません。
個人の用途次第でスマホの選び方も変わってきますが、ふらっと写真を撮るだけでも楽しいですし、どうせなら良いカメラのスマホを選びたいですよね。