写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

MacBookのType-CハブをAnkerにした使用感。

こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。

今やテレワークノマドワーカーには欠かせないノートパソコンの外部ハブ。私は先日までは全然知らないようなサードパーティ製品を使っていたのですが、Anker製品に換えた途端快適になったので、今日はそちらをご紹介したいなと思います。

Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C

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Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C

Ankerのハブに換えてからちょっとした事にも気付く事が多かったので、そちらについてお話していこうかなと。

Ankerといえば今は知らない人が少ないくらいの大手ハードウェアのブランド2011年に会社が設立したばかりですが、その品質の高さ低価格かつコストパフォーマンスの高さで市場はほぼ独占状態になりつつあると言っても過言ではないくらい有名ですね。

今回はそんなAnker社が発売しているPowerExpand+ 7-in-1という製品です。毎度毎度私が気にしている点ですが「軽量で実用性が高い」というのが第一条件です。
Ankerでも多くのType-Cハブを発売していますが、私がPowerExpand+ 7-in-1を選んだ理由は以下の通りです。

  • SDカードリーダー
  • HDMI出力ポート
  • USBポート2つ以上
  • LANケーブルポート

正直これだけあれば他のハードウェアと接続する分には困りませんし、普段はMacBook Proで作業しているのでHDMI出力4Kモニターに出力できれば殆ど事足りるので、最低でも上記に挙げた4つがない外部ハブは使い難いなと思ってます。

SDカードリーダー

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Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C SDカードリーダーとHDMIポート

SDカードリーダーカメラを生業としている私にとっては最低限必要なハードウェアです。microSDリーダーもありますが私はあまり使いません。

正直なところCFカードリーダーも欲しいですが、それはちょっと欲張りすぎかなと思いますし、一部のユーザーにしか需要がないので…こちらは別途で用意しています。

カードリーダーも色々持っているのでそちらは後日また記事にしたいと思います。

USBポート

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Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C USB3.0ポート 2つ

USBポートも3.0対応で2つあれば事足ります。3つ以上が欲しいなと思ったことはあまりないですし、特に困ってはいません。
よほどのヘビーユーザーだとハブから更にUSBハブを付け足すというようなタコ足化しやすい点も気になりますが…それもまたMakBook使用者の受難とも言えますね(笑)

LANポート

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Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C LANポート

これも出来れば欲しいです。USB変換でLANアダプターのある商品も所持していますが、それはNintendo Switchで使用しています。LANアダプターを使用すればUSBポートが1つ埋まってしまうので使用を避けています。

もう一点、USB変換LANアダプターサードパーティ製品同士を使用するため互換性の製品相性が必ず生じます。

どちらかの相性が悪ければLAN自体そのものが不安定だったりハードウェア認識が甘かったりと「使ってみなければわからない」という状況に陥りがちなので、出来ればType-Cハブ内で完結させたいのでAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cを使用する事にしました。

実際の使用感

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※写真はイメージです Photo by 写真AC

正直なところ、同社のAnkerが発売しているAnker Premium 7-in-1 USB-Cハブとどちらを買うか悩みました。
大雑把な比較ですがPowerExpand+ 7-in-1重量113gPD(Power Delivery)60Wに比べ、Premium 7-in-1重量140gPD(Power Delivery)100Wと結構な性能差はあります。

しかしType-C Hubの性能を引き出すには結局のところ「給電しながらでないとパフォーマンスは最大にならない」という欠点もあり、Anker社も「本製品が動作するには20W以上の給電を必要とします。」と明記しています。

つまり…現在市場にあるモバイルバッテリーの出力が20Wはないと外出先でもパフォーマンスの低下が否めないという事になりますね。最近のモバイルバッテリーはPD対応の製品もありますが、最も重要な項目はW(ワット)です。

W(ワット)は充電の速さに大きく影響する項目です。以前はUSBポートの電圧が5Vに固定されていたので、電流の大きさA(アンペア)を見るだけで充電性能が把握出来ました。
最近の製品の多くは出力の電圧V(ボルト)を高めた製品が増えているので、電圧×電流で求められる電力であるW(ワット)を見たほうが給電性能は把握しやすいです。

旧モデルのモバイルバッテリーが安価で販売されているのは出力が劣るという事からですね。良い製品を使うには良い給電がないと最大限のパフォーマンスは出しにくい、というのも頷けます。

私の場合、PowerExpand+ 7-in-1 を選んだ理由として「軽量である事」です。Premium 7-in-1と比べると27g差ですが外出先で使用するには約30gですら軽量化したいからですね。

それと価格の差異でしょうか。PowerExpand+ 7-in-1は税込4799円、Premium 7-in-1は税込5999円重い方が高いPD性能はPremiumが40Wも高いですが、それに加味して重量面と差し引いて考慮した結果「軽くて安いほう」となりましたね。

精密機器を使うならちゃんとしたメーカーを選ぶ

余談ですが以前は全く知らない中国製メーカーのType-C Hubを使用していましたが、放熱性が高く、非常に高温で使用し続ける事に不安を抱きました。ノートパソコン本体ではない外部ハードウェアなのでそれほど気にする必要もないだろうと思ってたとはいえ信頼性に乏しい製品の使用は避けるべきだと思いましたね…

私達が普段使用しているスマートフォンタブレットケーブルモバイルバッテリーなども「電気」を使う製品です。
安物買いの銭失いをしないように、自分が使用する物だからこそ製品選びは慎重に行いたいですね。そういったきっかけになれば幸いです。