こんにちは、TATSUNORIです。
iPhone 6をメインに使用していたのですが、メルペイなどのiDが使えなかったりで結構不便だったので2台目を視野に色々触りました。
Google Pixel 3 XL → iPhone 8 plus → Xperia 1といった流れですね。
iPhone 4の頃からiOSに慣れているのでAndroidが妙に使い難いのは個人差があるのかな、と。
私自身10年前はモバイル業界に居た事もありAndroid機でデバッグしていたりと当時からモッサリ感が拭えない先入観も多少はあったりしますが…
今回は初期値の半額以下になってしまったXperia 1について取り上げていこうかなと思います。
Xperia 1
Sonyが去年発表したスマートフォンでフラッグシップモデルです。
悲しい事に今現在では新品で5万以下という事になってしまいました。
結果から述べると2ヶ月程触って値下がりの理由がよくわかった端末でした。
カメラ
トリプルカメラという今までの常識を覆したスマートフォン。
カメラ事業部では2018年に発売したSony α7IIIが二大巨頭であるCanonとNikonを抜き去り堂々たるミラーレスのフルサイズカメラを発売した事で業界を揺るがしました。
その後に発売されたXperia 1は非常に期待高まる逸品でしたが残念な事がいくつかあります。
画素数は1200万と古いAPS-Cのカメラやコンパクトデジタルカメラより高性能です。
スマートフォンも目まぐるしい進化を遂げているのがよくわかります。
そして何よりも他社から秀でているのが瞳AFという機能。
人物であれ動物であれぬいぐるみであれピントが瞳を捉えるという代物。
正直これだけで初期価格12万という価値は十分にありましたが、後発のiPhone 11 Proなどもトリプルカメラを搭載し、呆気なく人気は途絶えてしまいました。
レンズとセンサー
Xperia 1に搭載されているレンズ3つのうち2つはCarl Zeissというカメラメーカーでは非常に高価な物です。
実際に私もα7IIIを使用しており、Carl Zeissのレンズの満足度は非常に高いです。
それだけにガッカリ感も大きかったですね。
このうち上の標準と望遠の2つがCarl Zeiss製のレンズです。
標準レンズはCarl Zeissのレンズ、イメージセンサーも純Sony製のExmorだったので満足でした。
望遠レンズはCarl Zeissを採用しているもののイメージセンサーはSamsung製です。なんでや工藤。
そして広角レンズ。これがどこのメーカーなのか不明なんですよね…中国製であるのはほぼ間違いないと言われています。
広角側のシャープさ、コントラストやホワイトバランス、周辺減光、歪曲などが上記2つのレンズに比べて著しく安っぽいのが特徴です。
標準レンズに関しては大満足でしたが、他2つのセンサーは本当にショックでした。
コスト削減の為に用いたのかと思われますがα7IIIを出して期待を高めただけにSonyが誇る35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」があるにも関わらず望遠はSamsung製センサー、広角側は不明センサーと全てがSony製でない事が残念でなりません。
ミラーレスのデジタルカメラでは他社の追随を許さないほど好調なSonyだっただけに不満点は多かったです。
極端に例えるのであれば「レンズは高級品だけどカメラ本体が付いていけない」といった所でしょうか。
ディスプレイとバッテリー
21:9というアスペクト比。重さは181gと最近のスマートフォンにして軽い部類です。
縦長過ぎるのでポケットに入れても食み出します。胸ポケットとズボンの後ろの場合は要注意。
有機ELの4Kディスプレイを採用したが為にバッテリーの摩耗が非常に早い。
ただ通電して自動スリープなしにしたら「なんでこんなに減るんだ?」と違和感を覚えたのをよく覚えています。
アンビエントという機能をオンにしているだけで消耗が早かったです。
Always-on Displayという項目です。
持ち上げた時だけオンにすればそれほど気になりませんが…初期設定では様々な設定変更が必要になるので注意が必要です。