写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

寄稿案件 : 楽天カード「FunPay!」

こんにちは、たつのりです。

この度7月中旬辺りに株式会社はてな様より、「楽天カード FunPay!」の寄稿依頼がありましたのでご紹介の記事です。

https://card-media.money.rakuten.co.jp/articles/2020/09/15/01/

普段のキャッシュレス生活をテーマでプロットを組み、はてなの担当の方とやりとりしながら寄稿させて頂きました。

普段のブログ記事と然程変化はないですが、クライアント様への希望に添うような形で執筆しましたが…
最初は4000文字近く書いて添削しながら必要な要素を掘り下げて今回記事が完成しました。

私個人としてもキャッシュレスに関してはこちらのブログで少し触れておりますが、こうして大きな会社への記事執筆は初めてでしたのでドキドキしながらも楽しみながら記事を書けたので大変楽しかったです。

キャッシュレスが普及している現代では財布を取り出す機会も減り、普段使う財布やストラップ、小物系で利便性を向上させる工夫をしているのでご参考になれば幸いでございます。

江ノ島の灯籠で夕涼みの散歩をしてきました。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

先日は神奈川県藤沢市にある江ノ島へ足を運びました。今の夏の時期ですと江ノ島では灯籠が飾られており、海に囲まれている江ノ島では夕涼にうってつけの頃合いです。

8月という事もあり江ノ島では以前より活気付いてきたかなという印象を受けました。まだ県跨ぎ移動自粛の頃は他都道府県へ行けなかった事もあり、今では他県からの観光客も増えてきているのかなと思いました。

江ノ島燈籠2020

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2020年8月22日撮影 江島神社 おみくじ掛けと灯籠

今年13回目となる江ノ島灯籠。1000基も設置しており、風情のある灯籠を眺めながら潮風が涼しく、夏日が続く今では夕方くらいに訪れるのがちょうど良かったかなと思います。
江ノ島の灯籠イベントは2020年7月23日(木)から2020年8月31日(月)まで灯籠の設置とライトアップ点灯がされています。今月も残すところ一週間となっていますので涼みながら情緒ある夏の景色を楽しむには頃合い的にピッタリです。

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2020年8月22日撮影 江ノ島 猫のあくび

江ノ島神社前のエスカー乗り場付近では、夕方でのんびり過ごしているがお出迎えしてくれました。相変わらず優雅で観光客慣れしており全く警戒心がありません(笑)

江島神社 ライトアップ

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2020年8月22日撮影 江島神社 灯籠 ライトアップ

江島神社(辺津宮・中津宮・奥津宮)の境内では灯籠と神社のライトアップもされており、ゆっくり散歩しながら楽しめました。

江ノ島サムエル・コッキング苑では影絵の体験が可能

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2020年8月22日撮影 江ノ島サムエル・コッキング苑 影絵体験

江の島サムエル・コッキング苑では昔ながらの影絵の体験をする事もできるので、訪れていた観光客の多くが試行錯誤しながら様々な影絵を楽しんでいる様子で見ている側でも和やかな心地。

江ノ島灯籠 岩屋付近の通り

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2020年8月22日撮影 江ノ島岩屋付近の通り

またサムエル・コッキング苑を過ぎると、江ノ島岩屋付近まで灯籠が設置されており、とても情緒豊かな雰囲気でした。建物自体も歴史を感じるので灯籠との相性もバッチリ。

今回撮影に使用した機材はSony α7IIISONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAのみです。


Canon EOS 5D Mark IVも持っていったのですが、今回用意していたのはズームレンズだけでしたのでほとんどα7IIIに頼りっぱなしでした。やはり暗所はミラーレスのEVF単焦点レンズが使いやすいですね。

小田急線片瀬江ノ島駅にクラゲアクアリウムが設置

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2020年8月22日撮影 小田急線片瀬江ノ島駅 クラゲアクアリウム

帰り際に気付いたのですが、小田急線片瀬江ノ島駅構内新江ノ島水族館と同様のクラゲのアクアリウムが設置されておりました。
先日訪れた際は工事中でしたので何が出来るのだろうと思っていたら、道行く人々の目線がクラゲの水槽に集まっていたので最近設置されたばかりなのかなと思います。

江ノ島など藤沢市は観光名所が多いので、いずれまた付近での観光を楽しもうかなと思います。海風が気持ち良い時期は夏を感じさせられますので、とても感慨深くなりますね。

Sony製のカメラをImaging Edge WebcamというソフトでWebカメラ化。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

2020年8月20日にSony製のカメラがWebカメラとして使用出来るソフトウェア、Imaging Edge Webcamの公開がされました。今までSonyのカメラはImaging Egde DesktopOBS(Open Broadcaster Software)を併用する必要がありました。

しかし今回公開されたソフトウェアはキャプチャーボードを要することなく、ケーブル1本あればパソコンと接続する事でWebカメラとして使用する事が出来る画期的なソフトです。

対応OSは現在Windowsのみで、Mac OSは順次公開となるのか待ち遠しいところです。

Imaging Edge Webcam

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※ 画像 SONY 公式ページ より

私も今まではWebカメラとして使用していたのはSony Cyber-shot サイバーショット RX100VI(DSC-RX100M6)なのですが、Imaging Egde Desktopでリモート設定した上でかつOBSが必要でした。



OBSでは別途プラグインOBS Virtualcamも必要でして、Zoomなどでビデオ会議やリモート会議などで使用する場合は介するソフトが多く、パソコンへの負荷も多少なりありましたので今回公開されたソフトはOBSを経由する必要がないので大変助かりますね。

Imaging Edge Webcamに対応しているカメラは以下の通りです。

Imaging Edge Webcam対応機種

ILCE-7M2/ILCE-7M3/ILCE-7RM2/ILCE-7RM3/ILCE-7RM4/ILCE-7S/ILCE-7SM2/ILCE-7SM3/ILCE-9/ILCE-9M2/
ILCE-5100/ILCE-6100/ILCE-6300/ILCE-6400/ILCE-6500/ILCE-6600/ILCA-77M2/ILCA-99M2/ILCA-68/
DSC-HX95/DSC-HX99/DSC-RX0/DSC-RX0M2/DSC-RX100M4/DSC-RX100M5/DSC-RX100M5A/DSC-RX100M6/DSC-RX100M7/DSC-RX10M2/DSC-RX10M3/DSC-RX10M4/DSC-RX1RM2/DSC-WX700/DSC-WX800/ZV-1


※ Sony公式ホームページより

2020年6月19日に発売されたばかりで人気を博しているVlogカメラ、Sony VLOGCAM ZV-1に合わせてのWebカメラ化ソフトウェアの公開かと思われていましたが、ZV-1発売から約2ヶ月後のWebカメラソフトウェアが公開になったのはある程度日数が必要だったのかもしれませんね。

Imaging Egde DesktopとOBSの組み合わせとは違い、Imaging Edge Webcam単体で使用した場合は1024×576ピクセルの出力固定がされているという点が大きく異なる点でしょうか。

ライブ配信などでは必要な環境は全く異なりますし、オンライン会議だけの用途と考慮しても十分な出力解像度。ユーザー側で設定出来ればマストでしたが初公開バージョンですし、これからMac OS版が公開されるのも含めて細かなブラッシュアップした上でのバージョンアップに期待が高まります。

世田谷区の避暑地である等々力渓谷が東京とは思えない自然の豊かさ。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

東京都世田谷区にある等々力渓谷という場所が避暑地であると知り、どんなところなのだろうと訪れてみました。

世田谷区なので自宅からそれほど遠くなく、わずか1時間の距離でした。最近は猛暑日が続くので少しでも涼みたいと思っていたのでちょうど良かったです。

東京都世田谷区 等々力渓谷

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※写真素材(画像 : 写真AC / photo-ac.com)

等々力渓谷は東急大井町線「等々力駅」に下車して南口から僅か3分という場所です。東京砂漠というくらいに暑い日々が続きますが、渓谷に入ると自然豊かで緑に溢れています。

東京都とは思えないほど水質も澄んでいるのは湧き水があるという理由で、時折風が吹くと気持ちいいと感じました。無風の状況であればリフレクションも撮影出来るスポットです。

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2020年8月18日撮影 等々力渓谷 渓流の浅瀬

等々力渓谷に入ったのは午後の13時頃で、ちょうど日が昇る時間帯で多少暑いかなと思っていたのですが、駅周辺と比べると体感で3〜5度くらい低めの気温かなと思いました。

水辺で遊んでいる子供が居たり、のんびり涼みながらシャボン玉を吹いているお姉さんが居たり、とても楽しそうで見ているこちらも和みました。気持ちから涼んでいく感覚もあります。

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2020年8月18日撮影 等々力渓谷で涼む人々

等々力渓谷の広さは1km弱と、気が向いた時に訪れるにはアクセスもよく緑や水辺に恵まれているので避暑地と言われるのも納得するほど。

散策の途中では「雪月花」という甘味処があり、お茶屋さんで涼むことも出来ます。隣には不動の滝という小規模な滝があるので、滝の音を聞きながら休憩する事も可能です。

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2020年8月18日撮影 等々力渓谷 甘味処「雪月花」付近

渓谷ならではの陽の差し込みも気持ちよかったです。もう少し湿度が高ければ光芒も綺麗に撮影出来るのかな、と思いました。

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2020年8月18日撮影 等々力渓谷 階段

階段を登ればすぐ強い日差しが待っているのだろうというカットも撮れたりと、結構陰影差がある場所でしたので、ちょっとした山中に居るような不思議な感覚になりました。

青紅葉も見られたので、秋では紅葉も楽しめそうな自然溢れる豊かな土地でした。炎天下ではないので夏頃に訪れる人が多いのかなという印象です。

8月も下旬になるので秋の季節が見えてくる頃合いですので、下見感覚で涼みに行くのは良いスポットだと感じましたね。四季の変わり目で等々力渓谷に再訪するのが楽しみになりました。

よみうりランドに隣接しているHANA・BIYORIというフラワーパーク。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

先日HANA・BIYORIという東京都稲城市のよみうりランドに隣接しているフラワーパークに訪れました。
よみうりランドといえば有名なアミューズメントパークですが、今年2020年3月23日にオープンしたばかりのフラワーパークがHANA・BIYORIという植物園になります。

HANA・BIYORIとは

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI 入り口

総合的なアミューズメントパークになりますが、植物園では初めてSTARBUCKSが併設されているのが大きな特徴です。

アクセスは京王よみうりランド駅から無料シャトルバスが往来しています。訪れた後にシャトルバスが運行しているのを知ったので、炎天下で傾斜のある坂道を結構歩きました。事前にもう少し調べておくべきでした…。

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI フラワーシャンデリア

園内では見上げると数多くのフラワーシャンデリアが見られたり、独自のアクアリウムも設置されており、もちろんSTARBUCKSでひと息つきながら鑑賞する事ができます。

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI 園内のSTARBUCKS

STARBUCKSの客席付近にはアクアリウムも展示されておりますが、撮影するとなると水槽の反射が映り込むので忍者レフなどでのカバーが必要になります。

綺麗に清掃されているので反射しやすく、サーキュラーPLフィルターだけでは少し足りなかったかな、という印象を受けました。

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI STARBUCKS外観

STARBUCKSは全面ガラス張りで外を見渡すと数多くの花を見る事も出来るという新施設。植物園なのにカワウソも見られます。

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI 館内かわうそびより

現在では餌やり体験が新型コロナウイルスの影響で出来ませんが、再開する日が待ち遠しく感じますね。

HANA・BIYORIの現在開催中イベント

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI 花風鈴

季節ごとにイベントを行っていて、夏の今の時期では園内入り口の横に江戸風鈴が飾られており、風鈴の中にひまわりあさがおなどが入った花風鈴という物が鑑賞できます。

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2020年8月13日撮影 HANA・BIYORI 花風鈴の一部

花風鈴の展示期間は2020年7月23日〜8月31日までと長期間で楽しめますので、今月も残り2週間を切っていますが数少ないイベントが行事の中で季節の花々を愛でられるのは嬉しいです。

今年新設されたばかりの植物園で内装はとても綺麗で様々な花が飾られているので、これから四季に関するイベントや花々がどう開花するかも興味深いところ。3月下旬オープンだったのでソメイヨシノの開花は見事だったようですが、青紅葉なども見られたのでこれから秋になるので楽しみです。

都内近郊でのフラワーパークだとアクセスしやすい土地柄ですし、夏らしい花風鈴を見たり館内のラワーシャンデリアは四季ごとに変化しそうなので鑑賞など優雅な時間を過ごす事が出来るので、また訪れたいと思います。

立川国営昭和記念公園のシャボン玉と向日葵。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

東京都立川市にある、国営昭和記念公園にて期間限定で渓流広場近くにある「ハーブの丘」というスペースに今の時期は向日葵(ひまわり)が咲いています。

8月の上旬に発表されたのですが、8月8日(土)8月9日(日)8月15日(土)8月16日(日)のみ1日2回、ハーブの丘に広がるひまわり畑に30分の間シャボン玉が舞うという「ヒマワリとシャボン玉」というイベントがありましたので足を運んでみました。

東京都立川市の国営昭和記念公園 夏のハーブの丘

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2020年8月17日撮影 ヒマワリとシャボン玉

立川市にある国営昭和記念公園はとても広く、その面積は165.3ヘクタールと東京ドームの約35個分という圧巻の広大さ。東京ディズニーランドの約3倍弱あります。

それ故にイベントをする際はごく一部の箇所で四季の最中に各所で数回…という事もあり何かと目が離せないのが国営昭和記念公園。

今の夏の時期では向日葵が咲いているスペースが2箇所あり、ヒマワリとシャボン玉のイベントは比較的小さいハーブの丘(ネモフィラ畑付近)で行われました。

家族連れやカップル、ポートレート撮影の人などで賑わっていましたが、スタッフの方もソーシャルディスタンスや熱中症対策の声掛けなど配慮が行き渡っているので安心して楽しめました。

シャボン玉の発生機器や割と広いハーブの丘に咲く向日葵との焦点距離が意外と難しく、現地に赴いてから肉眼で測距してシャボン玉をくっきり映すためにストロボも用意しましたが、軽量なスピードライトを持っていったので光量不足だったかな…と思いましたが太陽光に結構助けられました。日差し的には結構強かったですけれども。

装備はCanon EOS 5D Mark IVEF70-200mm F4L IS II USM430EX III-RT(600EX II-RTの方が良かったかも)、H&Y ハーフND8 フィルター77mmです。

イベント時間はAM11:00〜11:30PM3:00〜3:30の1日2回シャボン玉の演出がありましたが、ハーブの丘はJR立川駅からだと結構遠く公園の中央線の立川駅からだと徒歩15分ほど掛かるのを知っていたので、立川駅ではなく西立川駅で下車しました。

青梅線西立川駅で下車すると徒歩5分ほどと近くなるので、国営昭和記念公園へ赴く際は花の見頃時期など事前にホームページで調べておいてから訪れるのが良いのかなと思います。

立川国営昭和記念公園 みんなの原っぱ 西花畑

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2020年8月16日撮影 立川国営昭和記念公園 ひまわりロード

立川国営昭和記念公園、みんなの原っぱの西花畑には背丈の高い向日葵が一望出来るほどでした。8月下旬近い時期ではありますが、まだ向日葵を鑑賞できるのも珍しい時期ですね。昨年は台風で軒並み傾いてしまったいたのですが、今年は元気に真っ直ぐ育っていました。

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2020年8月16日撮影 立川国営昭和記念公園 ひまわり花畑の一部

ひまわりの背丈がほとんど統一されている中で1本だけ高い一輪があったりと、夏の花を愛でるのはとても楽しいものでした。

昨日の8月16日でも、今年の向日葵は見頃の様子でしたのでまだまだ楽しめそうだなと感じました。ただ、ここ数日は暑い日が続いているのでこまめな水分補給や日陰での休憩など体調を崩さないようにしたいですね。

レンズの前玉に大きなゴミが混入していた。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

先日撮影をしまして、帰宅後は毎回念入りにカメラとレンズの清掃をしているのですが、その際にとてもショックな事が起きました。

レンズ交換式カメラを使用していればいつかは訪れるであろう、。今回はLEDライトで照らすと、とても大きなゴミが混入していたのを発見していまいまして結構落ち込んでいます。

レンズ内にゴミが混入

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Canon EF70-200mm F4L IS II USMの前玉に大きなゴミ

この大きさのゴミが混入するのは初めてです。レンズ清掃の際、LEDライトなどでレンズを照らすと前玉は汚れている事が結構あります。
私が使用しているLEDライトは小型のハンディライト兼用なので普通の色ですが、ゴミや埃などを確認する際は青色のLEDの方が見やすいです。

なにかと1本LEDライトがあると結構捗ります。こちらはその記事です。

www.t-nby.com

細かな塵や埃はよく付着していますが肉眼でも言われないとわからない程度であれば、Canonサービスセンターでメンテナンスに出しても大抵は「写真への映りに影響はないですよ」と言われる事が多いのですが、さすがにこの混入物は大きいですね…

近々Canonサービスセンターに持ち込んでお話を聞いてみようと思うのですが、ずっと付着したままというゴミではなく…どちらかと言うと繊維的な何かがレンズ内で彷徨っているという感じです。ズームレンズを使用している以上、こういった事態はいつかはやってきます。

オーバーホールともなればAF駆動ピント合わせなど動作面では全く問題ないので、恐らく清掃のみになるとは思うのですが、それでも22,000円…結構財布には痛い出費となってしまいます。
自分で前玉だけ取り出して清掃するというのも少し考えましたが、高級品のLレンズを素人が迂闊に手を出すべき事ではないと思いますし、その道のプロに見てもらうのが最適かなと思いますね。

ジャンク品で分解清掃の練習をするのも良いかもしれない

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※ 画像はイメージです / PetaPixel より

ジャンクカメラジャンクレンズは中古カメラ店や中古ハード店でよく見掛ける、ご自由にお持ちください〜数千円単位ピンキリですが、清掃でも難しい範疇とされるカメラのイメージセンサークリーニングや、レンズの分解清掃(オーバーホール)などの練習台としてこなしていく良い機会なのかもしれないと思った昨今でした。

今回発覚した大きなゴミの混入は望遠ズームレンズでしかも前玉なので、ボケに支障が出ないか心配ですね…早急にCanonサービスセンターで見てもらう事にします。

Sony α7S IIIがCanon ROS R5より発熱しやすいという情報。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

先日Canon EOS R5が動画撮影による発熱情報を記事にしましたが、どうやらSony α7S IIIがCanon EOS R5よりも発熱しやすいという問題があるようです。

α7SIIIISOの常用域が 80-102400拡張域のISOが40-409600、ダイナミックレンジは15EVを実現するという驚異的なスペックを発表しました。
排熱の問題は設計段階で熱伝導性に優れたグラファイト素材を採用、放熱経路を最適化、フルマグネシウム合金ボディを使用する事での放熱性を確保などの独自技術が施されています。

Sony α7S IIIは特定条件下ではCanon EOS R5よりも発熱しやすい

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※ 画像 Sony 公式ページより

先行ハンズオンしたYoutuberのDan Watson氏がテストの内容は、フロリダ州の直射日光下の環境でSony α7SIIICanon EOS R5をテストしたものです。

動画の内容としては、フロリダの炎天下でのテスト時にα7SIIIの温度はCanon EOS R5よりも常時5度ほどカメラの温度が高く、α7S IIIが先にオーバーヒートしてしまったとの事です。
Sony α7SIIIが23分でシャットダウンしてしまったのに対して、Canon EOS R5は33分でシャットダウンしたという内容です。

α7SIIIでは4K60fpsの設定でも撮影可能な時間は1時間を越えると公式ページにも記載されています。Canon EOS R5は4K60fpsで35分間(オーバーサンプリングでは25分間)しか録画出来ません。動画撮影のスペック情報だけで比較するとCanon EOS R5よりSony α7SIIIの方が優れています。

α7S III4K60fps1時間以上撮影可能というのは、屋内での検証では事実でYoutuberのDan Watson氏は「α7S IIIは屋内で90分、EOS R5は25分の録画が可能だった。」と発表しています。4K30fpsの標準的な撮影時間はどちらのカメラでも発熱の問題は発生しないとされています。

Sonyの新機種であるα7S IIIの最大の特徴は、4K60fpsで1時間以上オーバーヒートせずに録画可能という点ですが、米国のレビュアー達によるテストでは、屋外の炎天下における環境ではα7S IIIが4K60fpsでオーバーヒートの発熱に苦しんでいることが明らかになっています。

更にYoutuberのDan Watson氏はα7S IIIを別の日に摂氏28.9~32.2度の温度の環境下 でテストを行い、10bit 4:2:2 4K24pで録画を試していた際に23分後にシャットダウンしたと驚いている様子が見られます。再度テストしたところ、今度は24分でシャットダウンした…との事です。

4K動画撮影の発熱問題は以前から問題となっていて、R5やα7S IIIから始まった事ではなくCanon EOS R5の注目度が高いことから、最近発表されている4K動画撮影という機能のオーバーヒート問題が表面化しています。

富士フィルムのX-T4Canon PowerShots G7 X Mark IIIでも同様の発熱問題があり、カメラの温度が非常に上昇するという点が見られていました。

プレスリリースではα7S IIIのオーバーヒートによるシャットダウン対策は万全であるという印象でしたが、屋外の炎天下環境ではCanon EOS R5よりも短時間でオーバーヒートするという点が懸念されています。
4K動画撮影でオーバーヒートによるシャットダウンを避けたい場合はPanasonicが発売しているLUMIX DC-GH5SLUMIX DC-S1Hを選択するのが現時点では安泰という点は変わらなさそうです。

シネマクオリティを保持しつつ、オーバーヒートをしないカメラというのは開発が非常に苦労するのでしょうね…

Canon EOS 7D Mark IIが生産終了していた。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

2020年7月30日にCanonが待望のハイエンドモデルであるCanon EOS R5を発売してから、既存のカメラの生産状況はどうなっているのだろう…と、ふと気になりCanonの公式ページを見てきました。

CanonはAPS-Cモデルの一眼レフであるCanon EOS 90D2019年9月20日に発売したばかりなので、Canon EOS 7D Mark IIの後継機は出るのか出ないのか気になる点ではありました。

Canon EOS 7D Mark IIが生産終了

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※ 画像はイメージです / pakutaso.com より

EOSシリーズの中でも「5D」「6D」「7D」というナンバリングはCanonはもちろんユーザーの間でも親しみと愛着のある数字だと思います。
Canonが公式に定めているAPS-Cモデルを序列の順で挙げると上級者向けから並べて、x0Dシリーズx000DシリーズKissシリーズの順になります。(ミラーレス機種は省いています)

多くの7Dユーザーが7D Mark IIIを待望する最中で90Dが発売されたのは意外でしたが、更にそれを上回る機種が出てくるのではないか、という期待を余所に7D Mark IIは生産終了品となってしまいました。

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※ 画像 Canon公式ページより

Canonのここ2年間で発売されている一眼レフはフラッグシップモデルのCanon EOS 1DX Mark III(2020年1月7日 発売)やハイアマチュアモデルのCanon EOS 90D、エントリーモデルのCanon EOS Kiss X10iなどがあります。

「5D」「6D」「7D」のシリーズはCanon EOS 6D Mark II(2017年6月29日発売)を最後に後継機を発売しておりません。

APS-Cモデルでは現時点で最高峰のスペックを誇る90D(2019年9月20日発売)が最後となっていますね。
上記でも挙げた通り現在ではフルサイズミラーレス一眼であるCanon EOS R5(2020年7月30日発売)がハイエンドモデルとして人気を誇り、在庫としては品薄状態が続いているとのことです。

現在の状況としてはCanonはミラーレスのフルサイズやAPS-Cに注力しているようですし、APS-Cの一眼レフは最新モデルでは去年90Dが発売されましたので今後7Dの後継機はもしかしたらミラーレスでの位置付けになる可能性が高そうです。

余談ですが、2020年6月下旬からCanon EOS 7D Mark IIは急な値上がりをしています。

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※ 画像 価格.com より / Canon EOS 7D Mark II 値段推移

生産終了しましたので、店舗の在庫にある現品のみとなっているのか高騰していますね。

7D Mark II、とても良いカメラなのですけれども本体のみで820gとフルサイズ並に重たいんですよね…今からAPS-Cのハイアマチュアモデルのカメラが欲しい、となるとスペック面や重量から90Dの方が選択肢としては最適解ですけれども。

Manfrottoの雲台プレートを一工夫したら快適になった話。

どうも、たつのり (@t_nby)です。

今日もカメラ関係のライフハック的なお話です。私が使用している雲台はManfrottoのMHXPRO-3WGMHXPRO-3Wなのですが…

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Manfrotto MHXPRO-3W(左)とMHXPRO-3WG(右)

Manfrottoの200PLのプレートがどうしても前後どちらかわからなくなる事が多いので、ちょっとした工夫を施したら一気に快適になったのでそちらをご紹介しようと思います。

Manfrotto 200PL プレート

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Manfrotto 200PL プレート

Manfrottoの製品自体はをモチーフとした基調で格好良いですよね。しかし個人的にちょっと扱いづらいと思っているのがこのプレートです。

カメラにプレートを取り付ける際、雲台のロックプレートの機構上「どちらが前後かわからない」という点です。特に夜間や暗所で使用する際は、プレートの向きで覚束ない動きになりがちです。

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Manfrotto 200PL プレートの裏面

プレートの裏面にはLENSという刻印モールドが施されてはいますが、暗所での取り扱い時にこれが全く見えないのが難点です。 なのでプレート自体に一工夫する事にしました。使用したのはマスキングテープのみです。

使用するマスキングテープは明るい原色系が視認しやすいのでお勧めです。

マスキングテープを貼るには好みになりますが、二通りあります。プレートのロック部分と、その反対側ですね。

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Manfrotto 200PL プレートにマスキングテープを貼った時

わかりやすいようにマスキングテープは2種類使用しております。

  • ロック側の表面 : カラフル

  • ロック側の反対 : ホワイト

といった形です。個人的にお勧めなのは反対側に原色系で視認しやすいカラーのマスキングテープがお勧めです。理由としてはロックレバーとマスキングテープの接触点がすぐに傷んでしまうので…

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Manfrotto MHXPRO-3WG ロックレバー部にマスキングテープを貼った際

どちらの手法を用いてもプレートに印を付けておく事で瞬時に判断が可能、というちょっとしたカメラライフハック術ですね。

こういったひと手間を加えなくてもManfrotto 200PLプレートの上位互換であるManfrotto 200PL-PROという製品があります。こちらはManfrottoの雲台の規格に合いながらも、アルカスイス互換という利便性の高いプレートになります。

Manfrotto 200PL-PRO

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Manfrotto 200PL プレート(左)とManfrotto 200PL PRO(右)

Manfrotto 200PL-PROは雲台であるRC2にも対応し、アルカスイス互換なのであらゆるアルカスイス対応雲台に使用する事が出来ます。

200PLプレートとは違い、裏面はLENSという鋳型モールドの表記が白く表示されています。

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Manfrotto 200PL-PRO プレートの裏面

これはとてもありがたいですね。販売されてからまだ2年しか経っておりませんので、最近の製品に採用されている事が多いですが私はこちらのプレートに換装しています。

またManfrotto 200PL-PROにはプレート表面にゴムのラインが2つインサートされており、カメラのグリップ力を高めるための機構が施されています。

従来品であるManfrotto 200PLより使いやすさが飛躍的に向上しているのでとても使いやすいです。もっと早く買っておけばよかった…

Manfrotto雲台にはPeak Design デュアルプレート PL-D-2も使用可能

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MHXPRO-3WGにPeakDesign デュアルプレート PL-D-2 を取り付け

こちらは余談になりますが、Peak Design ピークデザイン デュアルプレート PL-D-2も使用可能です。
最近Peak Designのユーザーが増えていますが、デュアルプレート PL-D-2もManfrotto雲台に使用出来るのは嬉しいですね。
ただしこちらはPeak Design同社の製品であるアンカーが取り付けられる側2箇所をロックレバー側に向けなければしっかりと固定が出来ませんのでご注意ください。

私も三脚や雲台が増えてきたので自ずとプレートが増えてきたので、様々な製品にこうした創意工夫やひと手間を加える事で快適性を向上させる試行錯誤を出来るのも一つの楽しみになっています。

プレートは特に増え過ぎていて管理がちょっと大変です…ManfrottoとPeak Designのプレートだけで7〜8個あるので、収納や管理についても自分なりに管理する方法を閃きたいですね。