写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

Go To トラベルとカメラマンの現場事情。

こんにちは、たつのり (@t_nby)です。

今日は時事関係です。私はフリーランスフォトグラファーとして個人事業で働いておりますが、今年に入ってから新型コロナウイルスの影響は未曾有の事態となっています。

2020年4月7日緊急事態宣言が発令される以前も、卒業式入学式は最低規模での実施とされておりまして、未だ入学式を行っていない学校もあります。

そうした中で政府がGo To トラベルキャンペーンで旅行事業を促進させ経済を活性化させようという目論見ですね。
しかし未だ新型コロナウイルスの驚異は過ぎ去っておらずwithコロナ新しい生活様式、など色々なワードが飛び交っていますが、渡航規制などで外国人観光客も途絶え、このままでは観光地などが冷え込んでしまう状況を打破しようとした政策がGo To Travelキャンペーンという政策ですね。私個人は良いと思っていますが、少し時期尚早な気もします。

東京都のPCR検査数は増えている

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参考画像 : 東京都公式ホームページ

東京都では現在1日当たりの感染者数が200〜300人PCR検査数も緊急事態宣言前後と比べるとほぼ同じ水準です。しかし医療体制が充実してきており、PCR検査数自体はとても増えました。
4月7日前後の1日250件前後の検査数と少ないですが、7月23日現在では当時と比べて、検査数が概ね1日3000件以上と100倍近く増えていますし、当初の発令時より環境が整っている状況とも言えます。
感染者の数字だけ見れば、緊急事態宣言発令前後と然程変わりませんが、検査数が明らかに桁違いですので、当時の状況とは全く別の現状である事は明らかです。なので政府の経済活性化を施行する事自体に反対する訳ではありません。

Go To Travel キャンペーンとは

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画像はイメージです : 写真ACより

Go To Travel キャンペーンとは、新型コロナウイルス感染症により低迷している旅行需要を活性化させるため、旅行事業や、宿泊施設など宿泊を予約する際に、旅行や宿泊の代金の最大5割を国が補助するという観光支援策です。(上限 : 1人1泊あたり2万円、日帰り1人1万円)

観光支援策になる補助額は、対象の旅行代金の最大半額まで。旅行代金の35%に該当する部分は宿泊や旅行商品の割引に充て、15%は旅行先の登録加盟店で利用できる地域限定クーポンの発行、観光地全体の経済的消費を促すことを目的としている政策です。(割引の上限有り)

対象期間は2020年7月22日以降で、2021年1月31日までの旅行や宿泊が対象になります。

となると私のようなフリーランスカメラマンの場合ですと学校行事修学旅行林間学校などの同行撮影が対象となります。
私の住んでいる地域管轄下の学校の多くは修学旅行を実施するという事項は決定しているのですがやはり日程は未だ決まっていない学校が多いです。

新型コロナウイルス感染防止のため、地域の自治の現場も右往左往しています。政府の発表が二転三転するため、教育現場はもちろん旅行業宿泊業の方も困惑しているのが実態です。その余波を受けているのが下請けでもある我々カメラマンです。

一時期は修学旅行自体がキャンセルになってしまい、その負担が学校ではなく一般家庭に請求されるという事態もありました。

正直申し上げますと今年は撮影の仕事はほぼ皆無な状況でして、私も別の仕事をしたり、こうやってブログを執筆する事で企業案件を頂けたりしてなんとか生活をしていける程度まで少しずつではありますが回復してきた、というのが現状です。

私の周りでもフリーカメラマンとして今後続けていけるか不安な方も大勢いらっしゃいますし、大切な仕事道具である機材を売却しなければ食事にさえ困るような方も居ます。

私とて例外ではありません。もちろん明日は我が身だと思っております。学校行事のカメラマンですから修学旅行や林間学校などクラスで皆仲良く楽しむイベントを記録するという大切な役割です。
人の笑顔を撮るのが仕事ですから、この状況下でも辞めたいと思った事はありません。この世界に飛び込んだからこそ、自分の信念を今更曲げようとは全く思いません。

カメラがあったから、たった1人でも心に残る写真が撮れて感謝されたから、塞ぎ込みがちだった私を救ってくれたのはカメラでしたので…

私は今後も変わらず今出来ることを見据え、自分なりに出来る事を少しずつ自己研鑽を行い自身のスキルアップや技術の向上を図るだけです。
年度明けから仕事は激減していますけれども、また子供達の笑顔をたくさん撮れる日を待ち望んでいます。