写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

Sony NP-FZ100のキャップやケースがないので自作しました。

こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。

私はCanon EOS 5D Mark IVの他にSony α7 IIIを使用しているのですが、CanonLP-E6LP-E6Nとは違ってSony NP-FZ100にはケースやキャップがないのでバッテリーの保管に困っていました。

ないなら自作してしまおうという事で、試行錯誤した結果ちょうど良い頃合いのケースが出来ましたので、こちらをご紹介しようと思います。

Sony NP-FZ100には接続端子の保護ケースやキャップがない

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Sony NP-FZ100

Sony α7 IIIを購入した時より気にはなっていたのですが、色々なカメラを使用しましたがバッテリー端子を保護する付属品がないのが困りものでした。

CanonNikonのエントリー機やフルサイズ機、OLYMPUSSonyのコンパクトデジタルカメラはバッテリーケースやキャップがあるのにどうしてでしょうね。

もし万が一落下などしてしまった際に回路部に直接的な外部衝撃があると心配になりますし、使用を躊躇う原因にもなってしまうので。予備バッテリーとして運搬するにも接続端子部が露出していたら結構怖いです。

他に所持しているSonyのコンパクトデジタルカメラであるRX100M6NP-BX1というバッテリーの種類になりますが、こちらはケースが付属しています。
この差が一体何なのかは気になるところですが「ないものはない」と割り切るしかないのですけれども。

とはいえ接続端子を露わにしたまま…というのはやはり気が引けるので自作する事にしました。

Sony NP-FZ100のケースを自作

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MEIHO MC-70とゴム板

用意したのはホームセンターで販売されている一般的な物です。内訳としては以下の通りです。

  • 明邦化学工業 MEIHO MC-70
  • KSR-5101 (テープ付スポンジ 5x100角)
  • 光 KGR-1300 (ゴム板 厚1mm×幅300mm×長300mm)

MEIHO ケース MC-70

MEIHO ケース MC-70

  • メディア: Tools & Hardware

光 ゴム板 300角×1mm KGR-1300

光 ゴム板 300角×1mm KGR-1300

  • メディア: Tools & Hardware

SonyのNP-FZ100のサイズは(W)幅52mm ×(D)奥行38mm ×(H)高さ23mmです。

これにちょうど合う製品はトラスコ中山 TRUSCO TPC70 66×51×28mm明邦化学工業 MEIHO MC-70 66×51×28mmだったのですが、両方購入して比べてみてMEIHO MC-70の方がしっくりきたのでこちらにしました。外寸、内寸ともに差はありません。

ケースの自作は至ってシンプルで、内寸計測をしておいてゴム板とスポンジのカットは予め済ませておきます。ゴム板を底部に貼り付け、スポンジをクッション代わりに接続端子側へ貼り付けるだけ、というとっても簡単な作業です。

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KSR-5101 (テープ付スポンジ 5x100角)

作業自体それほど難しくはないですし、材料さえあれば原価1000円もしませんので余ったゴム板やスポンジはとりあえずNP-FZ100用ケースとして何個か作りました。

α7 III自体、それほどバッテリーの減り方は気になりませんし、USB給電も出来るので特に困らない気はしますが念の為余分に作っておきました。

出来上がったのがこちらになります。

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Sony NP-FZ100用の自作ケース

試行錯誤しながら制作していたので、失敗作もあります。トラスコ中山 TRUSCO TPC60の寸法が合いませんでした。

外寸58×42×23mmSony NP-FZ100の寸法で言うと高さが全然合わず、有効内寸は51×31×14mmしかなく、全然入る気配がなかったので仕方なく小物入れと化してます。ちゃんと内寸を確認しておくべきでした。

実際にSony NP-FZ100を収納するとこのような感じになります。

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自作ケースにSony NP-FZ100を収納

衝撃がないかチェックするためにSony NP-FZ100を入れて少し振ってみましたが、特に内部でガタつきもありませんでしたので十分満足出来るレベルで使用出来そうです。

Sony NP-FZ100の互換バッテリーを販売しているNewmowaというメーカーがバッテリーケースを販売してますが、見た感じこの商品は絶縁対策をしていないようですので今回自作に至った、という経緯になります。

簡単な作業ではありましたが、こういった自作での物作りでカメラ製品に関する物を用意するのも楽しかったです。さすがにピンホールレンズ辺りを自作したとしても出番がなさそう。