こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。
一時期はマスクがどこも品薄で入手困難でしたが最近ではスーパーやドラッグストアでも店頭に並ぶくらい飽和してきましたね。
マスクの生産も様々なメーカーが参入してきたりと話題に欠ける事もなく、夏に向けて専用のマスクや繰り返し使える衛生的かつ心地良い肌触り、機能性の高い物など用途別に手に取るくらいまで市場が賑わっています。
本日2020年6月19日、ユニクロからエアリズムマスクが発売されましたね。エアリズムという商品だけにインナーなどで肌触りが良いと消費者からは期待が高まる商品なので大きな話題となりました。
店舗によっては昨日深夜から長蛇の列が出来ていたようです。そこまでするか…！？
公式のネット通販でも販売されるとの事でしたが明確な時間は発表されず、気付いた時には完売のお知らせでした。残念ながらエアリズムマスクを入手する事が叶わず。
しかし少し調べているうちにユニクロのエアリズムマスクの素材が判明したので、これは肌の弱い人は付けるべきではないかもしれないと気付いたのです。
マスクによる肌荒れ
普段私達が使い捨ての紙マスクなどを使用していても、最近は夏前でとても気温と湿度が高いので汗をかくのが懸念点です。
またマスク蒸れやマスクによる摩擦、マスク内は着用時乾燥していますが呼吸をする事で水蒸気が発生し、蒸発する際に肌と密着している影響で肌の水分がマスクに奪われてしまい乾燥してしまいます。
対策としてはガーゼを1枚入れておくと蒸れやすさが軽減されますが、汗のせいでマスクが濡れると汗に含まれる塩分や尿素、雑菌などが肌を痛める原因になります。
他の対策としてはマスクに接触する箇所に保湿クリームやリップクリームなどを塗っておく事で摩擦による肌ダメージを軽減してくれるのでお勧めです。
そういった様々な理由からマスクによる肌荒れが生じていますね。にきびやかぶれが出るのは長期的な使用における接触性皮膚炎の一部になります。なので肌が弱い人がマスクを終日着用していると肌荒れが生じてしまいます。
ユニクロのエアリズムマスク
ユニクロのエアリズムの商品上、化学繊維を豊富に使用している事は事前にわかっていたはずなのですが…
インナーとして使用する場合は上半身でしたら肌に合わないという方は多少分かれると思います。
タイトル通り、ユニクロのエアリズムマスクは製品に化学繊維を使用しておりますので肌が弱い方は要注意です。
素材は以下の通りです。
- 表生地：ポリエステル75％ ポリウレタン13％ キュプラ12％
- 裏生地：ナイロン59％ キュプラ31％ ポリウレタン10％
- フィルター：ポリプロピレン
エアリズムマスクは全て化学繊維を用いているようですね…化学繊維が合わず肌荒れを起こしてしまう方は一定数の割合いますので、敏感肌など肌が弱い人は使用を避けたほうがいいかもしれません。
私も肌が弱い方なのでユニクロのエアリズムインナーなどはムズムズして合わなかったので、エアリズムマスクを着用しても肌荒れしてしまう可能性が高いです。
またユニクロ公式でも発表していますが、エアリズムマスクは夏向けの商品ではありません。
ユニクロがマスクを開発するにあたり最も重視したのは高い防御性能です。ユニクロ独自の3層構造は特許出願中なので自社でもかなり自信のある商品なのでしょう。
独自の3層構造とは表側のメッシュ素材と内側のエアリズムの中間に高性能フィルターが内蔵されています。
高性能フィルターはBFE（Bacterial Filtration Efficiency） 99％カット、飛沫、細菌やウィルスが付着した粒子、花粉などをブロックするという高機能さ。
また、表側に採用しているメッシュ素材はUVカット（紫外線90％：UPF40）機能を有しています。
こういった高機能を売りにしたオールシーズン向けのマスクなので夏には正直不向きです。秋方以降に使用を予想されている商品なのかもしれませんね。
エアリズムマスクが化学繊維の塊と知ってからは手を出すのは控えておこうかと思います、私はマフラーなどでもかぶれたりするくらい肌が弱いので仕方ありません。
では肌荒れしやすい方はどういったマスク製品を使えばいいのかというお話をしていきたいと思います。
無印良品 繰り返し使える 三層マスク
無印良品のマスクは綿100％と肌の弱い方でも安心して着用出来ます。
私もつらい皮膚炎で最寄りのかかりつけ医に通院している際、医師から「こうやって肌が荒れやすい人はね、綿100％かそれに近いのを着ないから肌が合わなくてビックリしちゃう。だから服を選ぶ時は気を付けて。」と言われたのをよく覚えています。
それから医師の指示通り衣類などを見直し、綿100％または近しい商品ばかりを身に着けています。それからは衣服による摩擦での接触性皮膚炎などは軽減されました。皮膚科医ってすごい。
もちろん冬場などは綿製品だけ着ていると物凄く寒いです。インナーを綿にしてジャケットなどはダウン内蔵など工夫する必要がありますので状況に応じて衣類は考慮しなければなりません。
無印良品の布マスクは見た目や価格の割にしっかりとした製品だという印象を受けました。ごく一般的な不織布製の使い捨てマスクと同様のデザインに見えますが、通気性や吸水性に優れており抗菌防臭加工をされています。
使い捨てマスクとは違い綿100％（コットン）なので肌触りはとても良く、他の化学繊維を用いているマスクではかぶれなどの肌荒れが怖いので私はこちらを愛用しています。
ノーズワイヤーもアルミニウム製で普通のマスクとの使用感はそれほど遜色ありません。繰り返し使えるマスクというだけありフィルターにはポリプロピレンを採用していますが、肌に直接当たる訳ではないので特に気になりませんね。
常用するマスクは肌へのダメージを考えたい
今年は未曾有の事態となりマスクバブルなどと揶揄されたりしていますが、市場ではマスクを選べるほどに在庫が回復しています。
これから暑い時期がやってきますので使い捨てマスク1枚だけでは汗を吸収し肌荒れを招く可能性が高いですし、肌を守るために予備のマスクや繰り返し使えるマスクを外出時には数枚持っておくなど事前に出来る準備はしておきたいですね。
私も汗をかきやすいほうで使い捨てマスク1枚を1日中着用していた時は肌荒れが酷かったです。
夏用マスクを開発しているメーカーも多くありますので、本格的な真夏になる前に夏用のひんやりするマスクが発売されるのを期待しています。
