写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

出先で便利なリュック用ハンガー。

こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。

ここ数日は県内の紫陽花や猫を見に行ったりと少しずつですがカメラを握る機会も出てきました。
外出自粛の期間中は家で何かと調べ物をしたり、これから必要になる物やあったら便利かなという物を物色していました。

今回はそんな中のひとつをご紹介したいと思います。先日購入しました、HERO Clipという物です。
ヒーロークリップとはなんぞや、と私も当初は思いましたが外出先の飲食店や休憩所でバックパックやリュックを地面に置きたくないという時に活躍する逸品です。

もちろんリュックだけでなくカバン全般に使用出来るので、ひとつあれば重宝します。

HERO Clipとは

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HERO Clip(ヒーロークリップ)とはアウトドアメーカーのHIGH MOUNT(ハイマウント)というメーカーの商品名の事ですね。

highmount.jp

国内外問わずアウトドアは愛されるコンテンツです。キャンプテントバーベキューなどに使用する品質の高いアウトドアグッズ全般を取り扱っていますね。
アウトドアメーカーで他に有名なのはCAPTAIN STAGなどになりますが、HIGH MOUNTは小物系にも注力しているというイメージがあります。

このHERO Clipとはカラビナ式の至ってシンプルなフックなのですが、カラビナが二重構造になっていて外側が360度回転する事ができ、フリーアドレスでデスクやテーブルがあれば一瞬でハンガーになるという優れ物です。

ただし滑りやすいデスクやテーブルの場合だと危ないので、しっかり見極める事が重要です。滑りやすい材質の場合はハンカチなどを用いてその上から引っ掛けるなど多少の工夫は必要になります。

私が購入したのはHERO Clip Smallというサイズです。耐荷重は約22kgと重量のあるカメラリュックでも十分な程支えてくれます。最初はこれで大丈夫なの?と半信半疑でしたが、いざ使ってみると手放せないライフハックツールと化していました。

HERO Clip Small

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HERO Clip Small

この参考画像ではフルサイズカメラ1台、レンズ3本、財布やクリーニング用品諸々と恐らく6〜7kgくらいです。ビクともしません。

使用感としては割と小型かつ軽量で、カラビナ式なので適当な所に引っ掛けても重さは感じません。HERO Clip Smallの重さは34gととても軽いです。これが200gとかだったら多分買ってなかったですね。

目的としてはカメラ用リュックを汚すのが嫌なので外出時にの移動で電車やバスの公共機関、お店ならカフェやラーメン店などの荷物置きカゴが用意されていない場合など、レジャーシートを敷くほどじゃないけど汚したくない、という理由からバックパックハンガーという代物を試してみた次第です。

他にもClipaという商品も検討したのですが耐荷重が8kgしかないのでカメラの機材を支えるには不安要素があったので見送りました。万が一リュックごと落ちたら精神的ダメージのほうが大きいです。

Clipaの方が見た目はスマートなのですが、何せ重量の不安がありますので…普段使いのリュックなどでカメラの機材を多く積まない場合でしたらこちらでも問題ないかと思います。

カメラやドローンなどの機材を運搬する際、詰めるためのリュックやバッグが汚れてしまうとどうしても気になってしまう性分なので…クリーニングティッシュなどで拭けば問題ないのですが、そのひと手間が省けるならいいかな、という軽いノリで購入しました。

届いてから実際に使用してみると…正直もっと早く買っておくべきだったな、と思いました。価格は3000円ほどと安価なため、そこまで期待はしていなかったのですけれども良い意味で期待を裏切られました。

割とどこにでも引っ掛けられる

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カメラのバックパック用として使用していますが、レンズ交換など地べたにリュックを置きたくないという方は結構いらっしゃるかと思います。細かい事は気にしないでガンガン土の上に置いてしまう方も居ますが(笑)

そういった様々な理由からリュックが汚れたまま家で保管しておきたくない、という先入観が私にはあるので今まではレジャーシートをノートパソコン用の収納部に忍ばせてリュックを汚さないような工夫をしていましたが、最近ではレジャーシートを使う機会がかなり減りました。

電車やバスなどは手すりなどがあるので簡単に引っ掛けられます。商品の性質的にはフリーアドレスのデスクやテーブルをハンガー化してしまう物なので、基本的にカラビナフックが引っ掛けられればどこでもハンガーになってしまいます。
もちろん公共機関だと他の方の迷惑にならないよう注意を払う必要がありますので、状況を見つつという使用方法になります。さすがに満員電車でそこら辺に引っ掛ける訳にもいかないので。

thinkTANKphotoエアポートナビゲーターのようなキャリー型の運搬用バッグでしたらそもそも必要はないのですが、常に両手が空くという状況はポートレートでロケーションを決めた後や、仕事の現場までの運搬という目的でない限り選択肢としては除外されるので、こういった小物でリュックやバックパックを利便化できるのは非常にありがたいですね。

HERO Clipの使用方法

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HERO Clip ラバーティップ部

構造は二重になっており外側のカラビナで支点となる場所を探し、内側のカラビナでリュックやカバンなどを支える構造となっています。
外側のカラビナは自由に可動する事が出来ますので、折りたたみ式のS字フックのような扱い方が出来ます。
ただのS字フックのような造りではなく先端には滑り止め防止のラバーティップに硬化プラスチックを使用しているのですが、これが不思議なくらい丈夫で「本当に落ちないの?」と最初は疑心暗鬼でした。

今の所一度も滑ったりした事はありません。見た目とは違ってかなり実用的な小物です。これを自宅に忘れたりした時は「不便だな」と感じる事もよくあり、もう1個買い足そうか悩んでいるほどです。

普段はサイドポケットがないリュックを使用しているので、三脚取り付けの紐に引っ掛けてドリンク類をぶら下げています。三脚は基本的に大型しか持ち歩かないので別途バッグを使用しています。リュックに三脚を取り付けると結構危ないですしね。

偽物には要注意

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HERO Clip 正規品の記載

こういった便利ツールには偽物がつきものです。姿形だけを装い、さもこれが本物だと言わんばかりの類似ダミー品が出回っていますが、HERO Clipのダミー品の多くは内部カラビナ特許詳細商品名の記載がありません。

こういった偽物を使用してしまった場合は耐荷重が全然足りなかったりする場合がありますのでダミーだと判明した場合は使用を控えてくださいね。

Amazonで販売されているHERO Clipは国内正規品と大にして記載されていますし、ダミー商品が出回って困っているのでしょう…

最後に

ちょっとしたライフハックの小物になりますが、手が空く事で快適になったりリュックを背負い続けて疲れた際に休憩したい場合など意外と便利でしたのでご紹介させて頂きました。
なくても困らないけどあると便利、といったツールになります。レジャーシートとは使い分けていますがヒーロークリップのほうが出番は多いですね。

こんなに便利ならもっと早く知りたかった…