写真で人生が変わった人。

デジモノとガジェットが好きなフリーランスカメラマンのライフハック雑記

ストロボの単三電池はエネループプロ。

こんにちは、TATSUNORI (@t_nby)です。

今日は昨日記事にした電池の件にちなんで、カメラで使用するスピードライトの単三電池は何を使うべきか、と私が至った結論ですがお話しようかなと思います。

ストロボは電池の内部から電力を供給し強力な光源を生じ写真を撮影するというライティングという技術になります。

主に人間の被写体を明るく撮る為の代物ですが、料理や花などにも使用すると全く別物の写真になります。

とはいえ単三電池は消耗品です。今では充電可能な上に2000mAhを越える製品も出ています。これは使わない手はありません。

mAhとはどれだけの電流を1時間流すことができるか、を示す単位である。 ミリアンペアアワーと読む。 私達が普段触れている製品でわかりやすい物だとモバイルバッテリーですね。小さな物だと5000mAh、大容量だと20000mAhを越えたりします。

充電可能な2000mAh以上の単三電池とは時代も変わったものですね…
昨日電池の種類については記事にしてありますので興味のある方はこちらを御覧ください。

nbyt.hatenablog.com

さて、ではストロボに最適な単三電池とは何か…と紹介したいと思います。
タイトルで既にネタバレなのですけれどもね(笑)

ストロボとは?

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ストロボ(スピードライト)は写真撮影の際に使用される発光装置であるエレクトロフラッシュの呼び方のひとつです。撮影時は欠かせないツールといって過言はないでしょう。
暗い室内での光源として利用したり、晴天時でも補助光として使用する事が多い製品です。

ストロボの構造は放電管に高圧電流を通してガスをイオン化し強い閃光を発する装置です。
なので電力としてはそれなりにスペックを要求されます。

ストロボのガイドナンバー

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私はカメラを手にしたばかりの時はエントリー機でしたので内蔵ストロボで事足りていました。
しかしCanon EOS 5D Mark IVを手にしてからは内蔵ストロボがないのでCanon 430EX III-RTを使用していました。こちらのGN(ガイドナンバー)は43です。

ガイドナンバーとはガイドナンバー(GN)=距離(m)×絞り値(F値)という式で成り立っており、どの距離の時にどの絞り値で撮影できるかを簡単に計算できます。

このCanon 430EX III-RTではガイドナンバーは43と、簡単に言えば焦点距離24mm−105mmまで使用出来ます。

それ以上の焦点距離ですとフラッグシップモデルのストロボが必要になります。

ストロボに使用する電池は?

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ストロボに使用する電池はなるべく満タン状態で撮影に臨みたいので、アルカリ電池を毎回現場で新調していると結構な額になりますのであまりお勧めはしません。残量を確認するにも毎回測定器を使用するのは面倒ですしね。

私自身、それほどストロボを使う機会は少なかったのですが仕事になると人物撮影になるので各種バッテリーにはかなり気を遣っています。
現場で撮影中「チャージが遅い」「電池の寿命で発光出来ない」などのトラブルを避ける為、ストロボ周りの電池関連を一新しました。

そして現在使用しているのはPanasonic eneloop proという物です。

出来れば充電器は急速充電の物が好ましいです。
仕事に限らず趣味で旅行の際でも充電時間の短縮は重要です。

具体的にeneloop proの充電時間はこのようになっております。

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eneloop 充電時間

雲泥の差ですよね。これでは寝ている間に充電が終わらないという事態を招いてしまいます。
しかし急速充電とだけ聞けばそれしか選択肢がないのではないか、と聞かれるとそうでもありません。
デメリットは電池の寿命を縮めてしまう事です。標準の充電器より負荷が掛かりますので多少なり電池の寿命へ影響を及ぼします。
なので自宅で時間の余裕ある時は標準の充電器を使い、外出時など時間が限られている状況では急速充電器を使用するなどの配慮をすれば寿命は長くなります。

エネループの使用回数はホームページに記載してありますので気になる方はこちらをご参考ください。

panasonic.jp

とはいえeneloop proもアルカリ電池30本セットとほぼ変わらない価格ですので気にならない人は急速充電器で事足りるかと思います。私は面倒臭いので急速充電器しか使用しておりません。

eneloop proは何本所持しておくべきか

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基本的にストロボ1機につき4本使用しますが、予備は必ず所持しておきたいです。
なので1機につき8本は欲しいですね。私は仕事で使用する際カメラとストロボは2台態勢なので16本あります。
さすがに1本30gもするので16本も持ち歩けば480gα7III並の重さになります。シャッターチャンスを逃してしまうより過度な備えをしている方が柔軟に対応出来るという事でもあります。

どんな状況でも用心に越したことはありません。仮に災害が起きた時でも重宝するのは間違いありませんので。

最後に

余談ですがパナソニックが電池式のモバイルバッテリーを6月26日に発売するようです。

travel.watch.impress.co.jp

こちらの電池式モバイルバッテリーはLEDライトも搭載しており何かと使えそうですね。

カメラマンとしては本体のバッテリーやストロボのバッテリー、SDカードなど様々な管理をしなくてはいけませんがそれも仕事のうちです。
趣味で風景撮影をしていても「ストロボの電池切れた」という方をよく目にします。どんな状況下でも備えあれば憂いなしという事ですね。