こんにちは、TATSUNORIです。
Twitterなどでもよく知られる #stayhome 、お題「#おうち時間」について。
13都道府県では今も尚、緊急事態宣言延長により外出は必要最低限にしましょう。と言われていますね。
家に居れば外に出れないので自然と自宅待機になるのでストレスを抱える方も多いでしょう。
もちろん私も外に出てカメラを握りしめ撮影に勤しみたいですが、今は我慢の時。決められたルールで如何にして過ごすか、というのが大事ですね。
という訳で今回は家に居てゲームをする際に少し気を付けておきたい事を書こうと思います。
スティックの白い粉が問題
NintendoのSwitch Proコントローラーは大乱闘スマッシュブラザーズやスプラトゥーン2など、割と激しい操作が要求されてスティックが痛みやすいです。
どんな風に故障するかというと…
この部分が摩擦を繰り返すとスティックの樹脂が白い粉が生じて基盤やセンサーに入り込んでしまい操作が利かなくなる。といった症状が起きます。
これは構造上の仕様と言う他ありません。すぐ壊れた、という方は恐らく力の入れ過ぎでしょう…
Joy-Conではプロコンのようなスティックの縁がないので白い粉が発生しません。
ただ壊れた時はプロコン以上のお値段になりますのでお気を付けて…
もちろんデスクの上や埃が入りやすい所に置くのも厳禁です。
機械は機械ですから、目に見えないゴミや埃は混入するものだとお考えください。
ではこの白い粉を出さない為にはどうしたらいいか?
シリコングリスという物がとても効果的です。
元々樹脂製のスティックですので、シリコングリスで衝撃や摩耗をする際のコーティングの役割を果たしてくれるので、グリスによるコーティングの有無によってプロコンの寿命が天と地ほどの差が出ます。
シリコングリスの選び方
これも結構重要でして、どの用途のシリコングリスを選べばいいのかと不安になる方も居るかと思います。
基本的にはキタコの自転車用のシリコングリスで十分です。耐熱性があり安価です。
キタコ(KITACO) シリコーングリス 5G 0900-969-00130
- メディア: Automotive
お値段も300円程度とかなり割安でプロコンの故障を予防する事が出来るので是非お試しください。ちなみにプロコンの修理費は4000円前後します。
他にあるとすればデイトナのシリコングリスなどがありますが高いです。高価なら効果が高いという程度の事ではないので。
グリスが最適解ですが、シリコンスプレーという物もあります。
しかしKUREのシリコンスプレーは噴射の勢いがあるので誤って基盤に染み込んだら元も子もありません。避けるべきでしょう。
他にはCPU用のシリコングリスなどありますが熱伝導性に長けているのでプロコンの摩擦熱が少し怖いので使用しないほうが良いと思います…
シリコングリスの塗布
用意する物はシリコングリス、綿棒、ティッシュだけで十分です。どこの家庭にもあるのでメンテナンスもしやすくて良いですね。
出来ればブラシやブロアーも欲しいですが、今回は簡易的なメンテナンスです。
まずはスティックを少し磨きます。綿棒の乾拭きで問題ありません。
多少埃などある場合はブラシ類で取り除きましょう。
次に綿棒でほんの少しシリコングリスを先端に付けます。
あまり多過ぎても塗布して白いまま放置する訳にもいかないので。
画像をご用意しましたので、手順はこちらから御覧ください。
スティックの支柱の一部にグリスを塗ります。
あとはこの少量のシリコングリスを360度に薄く伸ばせばOKです。
これだけで白い粉によるプロコン故障が緩和されます。
Joy-Conとプロコンの違い
Joy-Conではこの白い粉現象が起きません。プロコンの構造上、スティックの支柱が縁に接触し使用する毎に摩擦が生じ樹脂が削れてくるのが原因です。
Joy-Conにはプロコンのようなスティックを囲う縁はありませんね。
つまりこの縁とスティックの支柱が擦れるのがよくないです。
とは言っても機械でありますし形あるものはいつか壊れると言いますけれど、寿命を長くする使い方をしていれば消耗は軽減されます。
メンテナンスは定期的に
シリコングリスがあるとはいえ酷な使い方をしていればメンテナンスの回数も増えます。
1日1~2時間Switchで遊ぶとしてプロコンを使用するのであれば1ヶ月に1回はメンテナンスを行いたいです。
私は激落ちくんを愛用しています。
家で長い時間を過ごす事で普段使用している物も長く触る事になります。
決められた範囲の中で生活をしなくてはいけないご時世ですが、急なトラブルが起きない用に事前の対策をする事は重要ですね。